<ご支援お願いいたします>
2月8日(土)午前9時~(90日間)より実施いたします。
目標金額:500万円

本クラファンについてよくある質問
実は利尻島で採れる利尻島産利尻昆布の8割は京都の老舗料亭などに卸されます。
京都では、和食文化を広めようと学校給食では和食が提供されています。
にも拘らず、和食文化を支えるだし汁の昆布が利尻産の昆布である事実を知る京都人は少ないです。
勿論、子ども達も知りません。これは実は利尻島の島の子ども達も以前は知りませんでした。
つまり京都の和食文化は遠い利尻の漁師さんたちの第一次産業で働く方々のおかげだという事を5年前に知りまして、
その第一次産業に感謝を持ち
第一次産業への理解を深めるために
4年前よりひとり家庭の子ども達(水族館でボランティアする子ども)を中心に利尻島に1週間に派遣しています。
現地に行き、五感で目一杯知ることで次世代に過疎化の問題も含めて何か残せるのでは?と考えています。
利尻島の島の子ども達も、自分たちの昆布が京都の文化を支えているという事を知れば、島の子ども達にとってもセルフイメージの向上に繋がります。
この相互理解と交流が、生物多様性や第一次産業について関心を深めるきっかけになればと考えております。
その活動を進める当館をお支え頂きたく存じます。
<当館の特徴は飼育・メンテンナンスは子ども達>
当館は歴史的な背景もあり、飼育・メンテンナンスを担っているのは全て水族館に通う子ども、主に一人親家庭の子や障害を持つ子ども達です。
他の水族館であれば飼育員に給与が支払われますが当館では全てボランティア運営の為に、彼らに給与を支払う事はできません。
子どもは、最初は勿論みんな素人です。
ですが<彼らの強みは未来を紡ぐ若さ>
毎日・毎週、水族館に通う事によって、生き物の名前を覚え、生き物の生態を勉強するようになります。
そんな子ども達に、当館としてできる事は
彼らの家庭環境で体験する事が難しいアクティビティ(利尻体験も含めて)を提供する機会を与える事です。
彼らはこれらを体験する事によって、より生物多様性に興味を持ち、勉学にも勤しんできました。
その結果、大学や専門学校を卒業するとそれぞれ、他の水族館や研究機関等への道を進んでいく子がほとんどです。
当館もこれらの結果・軌跡を残すことができるようになり、現在は将来、研究者・生き物保全に関わりたい子どもがボランティアしたい!!と当館を訪れており、新たな飼育員が生まれています。
当館の運営は、このように<環境・生き物に興味を持つ>次世代を担う若者を育てていく事が特徴でもあります。
その意味で他の水族館施設とはまた違うベクトルで運営されているのが花園教会水族館の特徴です。
また法的にも他の水族館の多くが第一種動物取扱業者ですが、当館は第二種動物取扱業者となり運営は非営利となります。
当館で扱う利尻島の昆布はスーパーや一般家庭に出回らない貴重な昆布となります。
ただそれでも当館のリターン品は金額の対価としての返礼品ではなく、感謝の気持ちを返礼品に表した形とさせて頂いております。
また水族館運営はホントに厳しい状況のなかでこの4年間、子どもや学生を受け入れてくださっている利尻島の事を観光地としてではなく、
・生物多様性の観点・国定公園の利尻島にも多数の外来生物が拡大つつある事
・第一次産業を次世代に繋げていく事の重要性
をこのクラファンから過疎化が本当に深刻な地方について知って頂きたく、当館も微々たるものですがそのお手伝いができればと、利尻島の漁師さんとの信頼関係によりご理解を賜り、
その結果、多くの方に知って頂ければと考え利尻島・花園教会水族館・支援下さる皆様がWin-Win-Win の形になればと設定させて頂きました。
プレスリリース



